念願のQsuite!? カタール航空 QR813便(HND-DOH) 搭乗記
- カタール航空のQsuiteに乗ってみたい!
- JMB提携航空会社特典航空券の必要マイル数改定
- なぜカタール航空?
- いよいよその日はやってきた。そして衝撃ハプニング発生!
- 初めてのサクララウンジに癒される
- いよいよ初カタール航空の機内へ
- 初カタール航空の感想は...
カタール航空のQsuiteに乗ってみたい!
先日JALマイルで発券したチケットで、カタール航空の羽田発ドーハ行きビジネスクラスに搭乗しました。
カタール航空のビジネスクラスと言えば、世界一とも評されるQsuiteですよね。
日本路線へ導入間もないレア機材搭乗記となったのか?ご紹介したいと思います。
JMB提携航空会社特典航空券の必要マイル数改定
2018年11月20日に、JALマイレージバンク提携航空会社特典航空券における必要マイル数に改定がありました。
赤色背景の区間が今回改定があった部分です。
一部例外もありますがザックリどういった変更だったかというと、総旅程距離が2,000マイルまでの超短距離は必要マイル数が少なくなり、2,001マイル以上の区間は必要マイル数が増えるという改定でした。
要するにほとんどの区間で必要マイル数が増えるという改悪です。
私が狙っていた区間は総旅程距離10,001-12,000マイルのビジネスクラス。
この特典航空券を発券するのに必要なJALマイル数は、80,000マイル⇨100,000マイルと大幅アップとなります。
これは改定前に発券しなければ、と元々貯めていたJALマイルとクレジットカードポイントから交換したJALマイル、合計8万マイルを使って昨年10月頃に発券していました。
ちなみにJMB提携航空会社は次の通り。
ほとんどがワンワールド加盟航空会社ですが、一部その他の航空会社もありますね。
距離が同じならどのエアラインでも必要マイル数は同じです。
私が今回発券したのは、エミレーツ、エティハドと並ぶ中東御三家、QR(カタール航空)。
カタール航空は初搭乗になります。
なぜカタール航空?
なぜカタール航空にしたかと言うと、2019年1月からHND-DOH線に同社最新機材であるA350-1000型機の投入が決定されていたからです。
そしてその機材のビジネスクラスには、Qsuiteと呼ばれる革新的ビジネスクラスシートが搭載されているのです。
シートは1-2-1の配列で窓側席は1席ずつパーティションで仕切ることができ、まるで個室!
中央列は並び2席でダブルベッドになったり、向かい合った4席で個室風にしたりできるという、個人でもカップルでもグループでも楽しめる仕様となっています。
先行導入されている海外路線での搭乗記を見てみても軒並み高評価。
とあるビジネスクラスランキングでは堂々の第一位に輝いています。
これは是非乗ってみたい!!!
もう発券時から数ヶ月先のQsuite搭乗を夢見てテンションアゲアゲでした。
いよいよその日はやってきた。そして衝撃ハプニング発生!
カタール航空はHNDに自社ラウンジを持っていないため、ビジネスクラス利用時にはJALのサクララウンジが利用できます。
実はサクララウンジも初体験とあって、鼻息も荒くHNDには4時間前に到着。
カウンター付近、まだ誰もいません(笑)
チェックインは3時間前からなので、空港到着は3時間前で充分です...
結局1時間ぶらぶらして再度カタール航空チェックインカウンターLへ。
ドキドキワクワクしながらカウンターオープンを待つこと数分。
やがて衝撃の一言を聞くことになるとはつゆ知らず…
ようやくオープンしたカウンター、お姉さんが少し申し訳なさそうにこう言うんです。
「お客様、本日は使用する機材が変更となっておりまして…」
え?今、何と?パードン?
悪い予感しかしませんが、まさかね…
私は気を取り直して、
そうか…QsuiteはA350-1000だけじゃなく、B777にも一部搭載されているからな、B777に変わったのかな?
なんて一瞬思いましたよ。
まぁそのかすかな願いも数秒で打ち砕かれ、
お姉さんの「A350-900に変更と…」という言葉が続いた訳です。
そうなんです、A350-900はQsuiteではありません…
まーじーかーよー_| ̄|○
まさかの展開でした。
カタールさん、この数ヶ月間の私のドキドキワクワクを返してくれ。
しかし泣こうが喚こうがどうしようもありません。
もうその後の記憶はほとんどなく、意識朦朧としたまま出国しました...
初めてのサクララウンジに癒される
まだまだ時間はたっぷりあります。
と言うことで初訪問となるサクララウンジ・スカイビューを目指し、114番ゲート方向へ。
ここまではANAラウンジへの導線と同じなので体験済み。
この先が未知のJALゾーン。ANAラウンジとはだいぶ雰囲気が違いますね。
ほうほう、こういう間取りなのね。
サクララウンジ・スカイビューの営業時間は、06:00〜12:30/21:00〜翌日01:30。
ちょうど夜の部がオープンしたばかりのタイミングだったのでほとんどお客さんがいませんでした。
シックでモダンなANAと違って、JALは木材や暖色系が多く温かみのある雰囲気ですね。
サクララウンジでぜひ体験してみたかったのが、こちら。
こ、これが噂のカレーかっ‼︎
気になるそのお味は…
なんじゃこりゃーっ、めっちゃ美味いやん‼︎‼︎
こりゃみんな食べるの分かるわー。
お陰で少し元気になりました。
まだ時間が余っているので、もう一ヶ所のサクララウンジへハシゴします。
それほど遠くない112番ゲート近くにありました。
こちらのラウンジは4Fと5Fに分かれたメゾネットタイプ。このタイプは初めて。
プライベート感の高いソファ席もありました。奥には手荷物用ロッカーも沢山用意されています。
お代わりカレーしたい気持ちをグッと抑えて、機内食分の余力を残して搭乗ゲートへ向かいます。
いよいよ初カタール航空の機内へ
ビジネスクラスの搭乗はすでにスタートしていました。
こちらが今回搭乗した機体のA350-900型機、HND搭乗時は暗くて上手に撮れなかったので、DOHに到着後に撮影しました。
こちらがカタール航空A350-900のビジネスクラスシートです。
リバースヘリンボーンタイプの1-2-1配列、仕切りが少なく中央列の上には荷物入れがない分、開放感があります。
機内照明はまるで近未来の宇宙船のようです。
もう一つ近未来だったのがウィンドウシェード。下の矢印部で操作できる電動方式でした。
スイッチを押すと、シャーッと素早くシェードが開閉します。このタイプは初めて。
B787の電子シェードはレスポンスがあまり良くないので個人的にはこっちが好み。
結局使いませんでしたが、パジャマも支給されました。
アメニティは他社と同じような一般的な感じ。
シートはこちらのボタンで色々と操作できます。
温かいナッツ類をつまみに冷えたビールをいただきます。このビール、フルーティな感じで美味しかったー!
さてお楽しみの機内食...
私は機内食はほぼ洋食を選択します。
なぜなら経験上、和食より洋食の方が美味しく、特に海外エアラインではその傾向が強いと言う印象だからです。
しかし何故かこの時は和食が食べたい気分でした。
かなり迷いましたが、この便はHND発で機内食も日本で調理したものを積み込んでいるだろう、と予想し思い切って和食を選択。
こちらが深夜に頂いた最初の機内食(和食)です。
私の読みが当たっていたのかどうかは分かりませんが、濃すぎず薄すぎず、絶妙な味付けでとっても美味しかったです。
HNDを出発して約10時間、思ったより内陸を飛んで来たようです。
機内エンターテイメントは映画含め色々ありましたが、日本語対応はそれほど多くない印象ですね。
夜中まで飲んで食べて満腹だったので、映画は見ずにほとんど寝て過ごしました。
起きるとお土産的なGODIVAが置かれていました。中にはチョコが2つ。
調子に乗って朝食も和食を選択(笑)
こちらも美味しく頂き、大満足でした。
降下中、ドーハの湾岸リゾートエリアが良く見えました。中心部には何ができるんでしょうか?
初カタール航空の感想は...
今回は残念ながらQsuiteを体験することは出来ませんでしたが、A350-900のシートもなかなか快適でした。
サービスは申し分なく、機内食もとても美味しかったですね。
機内エンターテイメントがもう少し充実してもらいたいところですが、ぜひまた乗りたい!と思うエアラインでした。
今回のチケットは往復発券していますが、今回使用したのは往路のみ。
復路は海外発券の別エアラインチケットで帰ってきました。
なので未使用のカタール航空の復路は、また後日使用する予定です。
現時点ではQsuite機材を予定していますが、また突発的な機材変更が無いとも限らない。
もちろんそうならないことを祈るばかりですが、もし念願叶ってQsuiteに搭乗出来た場合には、今度こそQsuite搭乗記としてご紹介したいと思います。